今回は「キャスト用の原型を制作してみよう」のコーナーです。
シリコン流すところの写真を撮影し忘れました・・・ので。
シリコンに関しては文章のみで説明します。
キャスト複製に関しては第5回目をご覧下さい。

原型制作とか書いてますけども。
数が必要じゃない場合はこの方法でパーツ作ってもいいと思います。
実際自分の衣装で使ったことがないので、強度は保障しませんが(汗)。
第6回 安く手軽に身近なもので原型を作ろう
今回紹介するのは「戦国BASARA真田幸村の朱羅についてる鍔」です。
オーダーで一番多く受けてるので、複製することにしました。
ちなみに1度原型とシリコン型作ったんですが、16枚抜いた段階でシリコンが破損。
(元々型が甘かったというのがあるんですが・・・)
さらに原型自体の穴が小さく、相当削らないといけない状態だったのと、
精度も低くパテによる補填も多かったので、この機会に作り直しを致しました。


<材料>
・プラ板 1.2mm 1枚(タミヤ)
・工作用紙 1枚(ダイソー)
・溶きパテ(クレオス)
・ラッカーパテ(クレオス)
・サーフェイサー(クレオス)

<工具など>
・カッターナイフ(デザインナイフ、オルファ黒刃のL字カッターナイフ)
・カッター板
・スプレーボンド(Z−3)
・プラ板用接着剤(タミヤ)
・貼ってはがせるノリ



まずは、型紙を作ります。
私はイラストレーターで毎回製図してしまうので、製図してプリントアウト。
デザインナイフなどで切り抜いていきます



円形でもそうですし、ウレタンでもなんでもそうですが・・・
大雑把に切り抜いてから、切るものを回しながらきると、キレイにきれます。
フチをつけた状態で切り抜いてください。



切り抜けたら裏面に、貼ってはがせるノリをぬります。
これを塗ると、プラ板に固定がしやすくなります。
ウレタンに印付けをする際も、塗っています。

これをプラ板において、印をつけてプラ板を切り抜きます。
プラ板は私は普通のL字カッターナイフ(オルファの黒刃)を使っています。



プラ板を切り抜きます。
何度かに分けて筋を入れ、折り曲げると折れます。慣れてない人は、すべるので慎重に。



定規がわりにして工作用紙に書き写します。
シャープペンで長めにシャー芯を出して書き写してます。2B愛用。



工作用紙を切り抜き、スプレーボンド(Z−3)ではりあわせ。
スプレーボンドは工作用紙のみに吹き付けました。
紙とプラ板でしたら、片面貼り合わせができるので、楽です。



こういったはみ出ている部分をカッターナイフで切り落とします。
垂直になるよう、またプラ板を大きくそぎ落とさないように注意して切り落とします。
これを好みの厚さになるまで繰り返します。
切り落としたのが以下の画像。



とりあえず今回は、工作用紙を5枚積層しました。
さらに表面のプラ板でできている周囲に1.2mmプラ板でフチをつけます。
フチをつけると以下のような感じに。



フチは、プラ板用接着剤で貼り付けます。



このままだと、工作用紙の断面がガタガタ、そして紙なので
断面に溶きパテや、ラッカーパテを塗ります。
チューブに入ってて、硬化剤がついていない、見た目が歯磨き粉のようなもので
表面にパテとかかれているものが、ラッカーパテです。コンパウンドと間違えないように注意してください。



チューブのパテは、シンナー(Mr.カラーうすめ液)で薄める事が出来ます。
塗りにくいなあと思ったら、シンナーで軽くとくと塗りやすくなります。
また、溶きパテが薄すぎる。と思った場合(好みがありますので・・・)、
溶きパテの中にチューブのパテを入れると、濃くすることができます。この辺はお好みで。
結構キツい臭いがするので、しっかり換気してください。



ラッカーパテはきっちり硬化しない前にヤスリをかけると、もろもろになります・・・。
私は大体半日〜1日放置することが多いです。
ヤスリは80番から始めて、80、120、180、240、320、400番の順番でかけています。
120番あたりまででしっかり形を作っておくと、その後のヤスリがけ作業がとても楽です。

その後、サーフェイサーを吹けば、原型の完成です。
その後に、タミヤ・ガンメタルを吹くと皮膜が強くつるつるの仕上げになり、凹凸がカバーされやすいそうです。


第6回オマケ シリコンを流しましょう


工作用紙で枠組みを作ります。
底面に、両面テープを隙間なくしっかり、段差なく張り込み、その上に原型を接着します。

必要なシリコンの出し方としては
枠の体積(縦×横×高さ) − 原型の体積 です。
シリコンは少し少なめに用意したほうがいいです。足りなかったら、追加してください。
余ると逆に勿体無いので・・・・・。

シリコンの分量をしっかりと量り、シリコンに記載されている比率で硬化剤を混ぜて
最初は表面をコートするよう薄く気泡が入らないようにコートした後、端のほうから、一気に流します。



結構使える方法だと思いますがどうでしょうか・・・?
プラ板だけで作ると結構重くなりがちな上に材料費高いとか、しかも割れやすいので(笑)。
手軽にプラ板も使い始めれて、工作用紙併用でまあ安く楽に作る方法の紹介でした。
ちなみに、銀河英雄伝説のベルトのバックルはプラ板すら使わず工作用紙のみで原型を作りました。
参考になればいいなあ〜〜と、思います。

とりあえず、今日はこのへんで〜。
次のタイミングでシリコンとか撮影したいなあといいつつ、すでに5回くらい過ぎました・・・。

   Presented by 桐條ゆあな(Yuana Tojo)
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